「ありがとう」

皆さん、こんにちは。まず、この数ヶ月間、僕の原因不明の病気に関して優しい言葉や心遣いをメールで送り続けてくれた皆さんに感謝したいと思います。 こんなにもたくさんの人たちが僕の健康を気遣ってくれていると知り、本当に大きな励みとなりました。

いくつか良い知らせがあります。ようやく自分が正しくは何の病気であるかが分かりました。数日のうちに元気になれると思います。 いくつか悪い知らせもあります。僕には脳腫瘍が見つかりました。あと数分でスタンフォードにある病院に出向き、明朝には手術を受ける予定です。 幸運にも、腫瘍の摘出は比較的容易であり、数日内には良くなるだろうと医師は言っています。その通りになることを願っています!恐らく、その通りになるでしょう。 つまり、かなり良い病院だということです。僕は、そう思っています。

他の誰かがこのことについて何か書くまで、この文章を書くのは控えるつもりでした。早まった行動はしたくないからです。 でも、明日には大手術のために入院してしまうことから、少なくとも皆さんにはあらかじめ知らせておくべきだと考えました。 僕は、ヴェルヴェット・ティーンを離れることを決めました。

病気になってみて、僕は生きるうえで何をしたいのか、何処にいたいのか、考える時間をたくさん持つことができました。 そして、今、分かりました。僕が作りたい音楽は、The Junior Science Clubの音楽です。 こちらの方が良い音楽だと思っている訳ではなく(全くそういうことはありません)、それをやっているときの感じ方の問題です。 ジュダとジョッシュは2人とも、とても心優しく僕の現状と決断に理解を示してくれました。僕たちの間には、何の問題も相違も、そういった類のものは一切ありませんでした。 このような素晴らしいバンドにいれたことを、たくさんの素晴らしいバンドやオーディエンスに出会えたことを、とても光栄に思っています。 ジュダとジョッシュ、そして新しく加入するドラマーが、出来る限り大きな成功を収めることが出来るように祈っています。今までヘルプとして素晴らしい仕事をしてくれたThe AmericasのCaseyには感謝しても感謝しきれません。 僕はそんな皆を愛しています。そして、こうすることで、僕は多くのものを手離そうとしていることも分かっています。皆が理解してくれることを、ただ願うばかりです。

皆に会えなくなることは寂しいです。でも、そのうちひとりの表現者として復帰できるでしょう。 これからはThe Junior Science Clubとしての活動に専念し、心から楽しめるものを作っていきたいと思っています。

ところで、間もなく「Elysium」が発売されます!本当に美しいアルバムです。この作品に関われたことを、その後のジョッシュとジュダによる素晴らしい仕事を、僕は誇りに思います。 これからヴェルヴェット・ティーンは、全米ツアーを含むいくつかの大きなツアーを行う予定です。日本には、ヘッドライナーとして戻ります。きっと成功するでしょう! ヴェルヴェット・ティーンは、今でも僕の大好きなバンドです。彼らを手助けするために、出来ることなら何でもやるつもりです。とりあえず、Tシャツ買ってね。

ジュダ、僕たちは6年間も一緒にバンドをやってきたんだね。まるで兄弟みたいな存在だったよ。君のやっていることは、本当にすごいよ。 ジョッシュ、4年間どうもありがとう。君もまるで兄弟みたいだったね。Dana DaneのCDを楽しんで!2人とも、来年の英語のクラスでまた会おうね! 良い夏を!2 cool + 2 be = 4-gotten! おまえら、最高だよ。

それでは、これから出掛けます。多分、皆とはすぐに再会できるでしょう。 「ありがとう」、それが皆に言いたい一番の言葉です。


ローガンより。

訳:管理人(原文はこちら


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